スウェーデン生活に欠かせない週番号

こんにちは、suzukaです。

本記事では、スウェーデンで使用されている週番号についてご紹介します。

週番号ってなんだろう・・・？

日本ではあまり馴染みがありませんが、スウェーデンでは様々な場面で週番号が使われています。

週番号の概要やスマートフォンでの週番号の設定方法などを取り上げているので、ぜひご覧ください。

週番号とは

今週は「第○週目」というように、1週間ごとに週番号というものが与えられています。

年初めの1週目が週番号に当たる第1週目になるのではないかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

それでは週番号の数え方から見ていきましょう。

週番号の数え方

まずスウェーデンのカレンダーは月曜日始まりなので、月曜日から日曜日を1週間として数えます。

週番号の第1週目として認められるのは、年初めの週が少なくとも4日間ある場合です。

例えば1月1日が水曜日であると、その週は水曜日〜日曜日までの5日間あるので「少なくとも4日間」の条件を満たします。つまり1月の1週目は週番号の第1週目にも当たる訳です。

不思議な感覚ですが、この場合12月の最終週も週番号の第1週目と見なされます。

「少なくとも4日間」という条件を満たさない場合は、年初めの週は第52週目または第53週目となり、1月の2週目が週番号の第1週目と見なされます。

表記については、第1週目だと「Vecka 1」（Vecka＝週）やVeckaの省略で「v 1」となります。

参照：Veckonummer.se

週番号の使われ方

スウェーデンで週番号を挙げて、日程を確認することは一般的です。

学校や職場、友人との会話の中で週番号が使われており、例えば以下のような場面で週番号が用いられます。

スウェーデンの日常生活に週番号が根付いているのだということがお分かりいただけたでしょうか。

以下の週番号を扱った記事では、執筆者は「スウェーデン人は週番号を生活の道標として用いている」と語っています。

スウェーデン語ですが、スウェーデン人と週番号の関係について描かれた興味深い記事なので、見てみてください。

Göteborgs-Posten :　Emanuel Karlsten : Vi svenskar är besatta av veckonummer

週番号の確認の仕方

私は週番号が使われるたびに「え？第42週目っていつ？」というように聞き返していました。

週番号に馴染みがない人にとっては、なかなか慣れないシステムじゃないかと感じています。

しかし！そのような方でもすぐさま週番号を確認できる方法があります。

ここでは3つの方法をご紹介しますね。

ホームページ

週番号を確認できるサイトは数多くありますが、Vecka.nuというホームページがオススメです。

ホームページ　Vecka.nu　

かなり有名なようで、スウェーデンに住む友人らも使っていると聞きました。Vecka.nuは今日に当たる週番号のみを表示してくれるので、何も無駄な情報がないシンプルなホームページです。

カレンダー全体で週番号を確認したいという場合は、Veckonummer.seが使いやすいと思います。

ホームページ  Veckonummer.se

スマートフォン

iPhoneのカレンダーに、週番号を表示できるようにすることができます。

そうすると以下の写真のように、カレンダー左側に週番号が表示されるようになります。

ただしiPhoneの設定地域が日本だと、上記でご紹介したスウェーデンで使われる1.1.週番号の数え方が適用されないので、地域設定を日本からスウェーデンに変更すると良いでしょう。

Androidに関しては残念ながら設定方法を存じ上げないのですが、Googleカレンダーで週番号を表示することができます。

手帳

アナログに週番号を確認したい方は手帳がオススメです。スウェーデンで販売されている手帳には週番号が記載されているものが多くあります。

私が持っているスウェーデンで販売されていた手帳には、ウィークリーカレンダーに週番号が記載されています。

日本では手に入りにくいかもしれませんが、スウェーデンに行った際にはぜひチェックしてみてください。

まとめ

以上、スウェーデンで一般的に用いられている週番号についてご紹介しました。

スマートフォンでのカレンダー設定は友人に教えてもらったのですが、他のアプリをインストールする必要もなく設定も簡単でオススメです。

本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!