ホテルのハウスキーピング[ワーホリ初バイト]

スウェーデン生活

こんにちは、suzukaです。

ハウスキーパーとして働いたことないけど、海外で働けるのかな・・・。

など不安をお持ちの方や、ホテルのハウスキーパーとして働くことを検討されている方へ。

本記事では、ワーホリで約6ヶ月間スウェーデンにあるホテルでハウスキーパーとして働いていた筆者の経験を元に、ホテルのハウスキーピングの仕事内容、給料、メリット・デメリットをご紹介いたします。

では、早速見ていきましょう〜!

ハウスキーパーとして働くために必要な英語・スウェーデン語一覧はこちら⤵︎

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ホテルのハウスキーピング部門

ホテルの規模の大きさによっても異なりますが、ハウスキーピングには様々な部門があります。

客室管理責任者

ハウスキーパーのシフト管理、客室清掃リスト作成、アメニティや清掃道具などの在庫管理などを行います。特に大きなホテルではアシスタントがおり、客室管理責任者の補佐を務めます。

スーパーバイザー

監督官としてホテルの品質チェックを行います。例えば、ゲストがチェックインする前に客室清掃がしっかりとできているかを確認し、ハウスキーパーの見落とし・ミスを防ぎます。

客室清掃員

客室の清掃、ベッドメイキング、アメニティの設置などを行います。ロビーや廊下などの共有スペースやレストラン、バー、カフェの清掃を担当することもあります。

ラウンドリー係

タオルやシーツなどのリネンを洗濯、乾燥、アイロンがけをして折りたたみ、リネン用カートに収めます。

ちなみに私は、客室清掃員として働いていました。

以下で、客室清掃員がどのように働いているのか更に詳細をご紹介します。

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ハウスキーパーの仕事内容

ここでは、私が客室清掃員として働いていた大まかな1日のスケジュールをご紹介します。

ホテルによってここで説明する内容とは多少異なる場合がありますが、参考程度にご覧ください。

出勤
タイムカードを押して、更衣室で作業服に着替えます。
9:00朝礼
上司から、宿泊者数、客室稼働率などの情報を受けます。そして、個々にどの部屋を清掃するのかが記載されたリストが配られます。
9:15準備
清掃道具やアメニティなどが入っているカート、タオルやシーツなどのリネンが入っているカート、リネン回収カート、掃除機などの道具を準備します。
9:25客室清掃開始
チェックアウトしたゲストの客室から清掃を開始します。
基本的に一部屋当たり約20分、ファミリールームは約40分かかるとし、6時間で約10〜12部屋を担当することが多いです。
12:00昼食
社員食堂で朝食をとります。お昼休みは30分です。
12:30客室清掃
15:00からゲストのチェックインが始まるので、チェックイン予定の客室は早めに清掃を完了しておくようにします。
15:10カート補充、リネンの準備
アメニティなどをカートに補充します。リネンの数を数えて、明日に必要な分をメモしておきます。
15:30上司に報告
朝礼で配られていたリストを返却し、リネンの数などを上司に報告します。ここで、保管していた客室の忘れ物なども提出します。
退勤
着替えてタイムカードを押して、退勤です。
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スウェーデンでの給料

スウェーデンにおける、ホテルのハウスキーパーの平均月給は税引き前24,400クローナ
(参考:Yrkeskollen Vad tjänar en hotellstädare i lön 2021?

スウェーデンの中央統計局(Statistikmyndigheten)によると、スウェーデン全体おける平均月給は税引き前36,100クローナです。

同統計局によると、ハウスキーパーは月給の低い職種の一つとしてあげられています。

しかしながら、ワーホリで定番であるサービス業、カフェ店員(21,500クローナ)やレストランの店員(24,200クローナ)と比較すると、ハウスキーパーの平均月給にさほど差はありません。
(参考: Statistikmyndigheten Medellöner i Sverige

私のホテルでは、多くのハウスキーパーが50%か75%(週に平均20時間〜30時間)勤務なので、大きな収入の見込みは小さいかもしれません。

しかし、お小遣い稼ぎをしたい人や、ハウスキーパーの仕事に興味がある人、学生で空いた時間にバイトをしたい人にはピッタリです。

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メリットとデメリット

ここでは、ホテルのハウスキーパーとして働く上での、おすすめポイント&大変なところを3つずつご紹介します。

メリット3つ

高い語学力は求められない

上司、同僚、ゲストとのコミュニケーションは必須なので、日常会話ができる程度の語学力は求められます。しかし、主な作業は一人で客室清掃をすることなので、あまり高い語学力は求められません。

未経験でも採用されやすい

私自身、ハウスキーピングの仕事は初めてでしたが、特に問題なく採用されました。

面接では、経歴よりもいつ働けるかどうかを重点に質問されたので、ホテル側の希望する時間に働けるならば採用される可能性は高いと言えます。

自分のペースで作業ができる

一人でただ黙々と与えられた仕事を全うするだけなので、共同作業よりも一人での作業の方が楽な人には心地良く働けるかと思います。

デメリット3つ

力仕事

リネンの回収や、ベッディング、掃除機がけ、拭き掃除など一日中動き回っているため、ハウスキーピングはかなりの体力勝負です。腰を痛めてしまう人も少なくはありません。

単純作業

一日中、同じ作業の繰り返しです。それでも、何か見落とすことがないように常に集中しなければならないので、忍耐力が必要です。

時間との戦い

全ての部屋を時間内に清掃を完了することは、慣れてからではないと至難の技です。常に、効率よく動くことが求められます。

私のホテルでは、特に仕事に慣れていない初心者は、残業はしばしば・・・(私は多々経験あり)。ベテランは必ず時間内に終わらせていましたが。

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まとめ

以上、スウェーデン・ワーホリでのホテルのハウスキーピングバイトをご紹介しました。

はじめは疲れすぎて帰ってすぐ寝ることしかできませんでしたが、慣れるとどのようにすれば効率的なのかが分かってきます。

初めての海外バイトでも、ホテルのハウスキーピングの仕事を得られる可能性は高いと思うので、興味のある方はチャレンジしてみてはどうでしょうか。

ハウスキーパーとして働き始められる方に、英語・スウェーデン語一覧⤵︎

引き続き、皆様に有益となるような備忘録を残していく予定です。

本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!

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