こんにちは、suzukaです。
今回ご紹介するのはこちら。
『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』
一般社団法人スウェーデン社会研究所と公益財団法人ハイライフ研究所が、「スウェーデン百科事典―スウェーデンから学ぶ日本の再構築」をテーマに、様々な観点からスウェーデンを紹介するビデオを制作しました。
それらのビデオの要点を挙げて、分かりやすくまとめられたものが当書『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』です。
本記事では、そんな『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』の概要とポイントをご紹介します。
ぜひご覧ください。
こんな方にオススメ
- スウェーデン社会に興味がある方
- スウェーデンについて幅広い知見を身に付けたい方
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『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』の概要
書籍情報
題名:『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』
著者:須永晶博
出版社:海象社
発行年月日:2016年9月4日
ページ数:159
内容
民主主義って何だ。これだ!人口は日本の1/10のスケールでも、4年に1度の合理的な同時選挙の投票率は毎回ほぼ90%。「待機児童」も「子どもの貧困」も「下流老人」もいない持続可能な社会を目指す「社会のしくみ」をキーワードごとに解説。
出典:Amazon
目次
- 第1講 自然・人権・平等
- 第2講 選挙・国会・専門委員会・追跡
- 第3講 マイナンバー・税務署
- 第4講 地方自治
- 第5講 社会福祉・自立と人権
- 第6講 環境法典・裁判所・製造者責任
- 第7講 エネルギー・原子力・廃棄物
- 第8講 教育・大学・研究開発・イノベーション・ICT
- 第9講 産業・近隣諸国
- 第10講 外交・国連・世界平和
『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』のポイント
スウェーデンについて広く簡潔にまとめられている
1つ目のポイントは、スウェーデンについて広く簡潔にまとめられていること。
前記した当書の目次をご覧になっていただくと、スウェーデン社会のあらゆる分野がテーマに取り上げられていることが分かります。
スウェーデンの特徴的なマイナンバー制度や選挙制度。それらと比べて取り上げられることが少ないテーマである環境裁判所や製造者責任についても挙げられています。
表紙は淡い色のダーラナホースの絵が飾られているのですが、この表紙の可愛さと情報量には大きなギャップがあると指摘せざるを得ません。
全159ページと比較的ページ数は少ないのですが、要点がまとめられているので知識量はぎっしり。
要点は「ここがPOINT!」として箇条書きで挙げられており、本文を読んだ後にその部分を更に読み返すと知識が定着するように感じました。
とても読みやすい構成なので、スウェーデン社会入門書として親しみやすい書籍です。

この一冊を読むだけでスウェーデン社会の全体像を捉えることができるというのが、当書の魅力の一つだと言えるでしょう。
ビデオを見て更に学びを深めることができる
2つ目のポイントは、ビデオを見て更に学びを深めることができること。
前述した通り、一般社団法人スウェーデン社会研究所と公益財団法人ハイライフ研究所が、様々な観点からスウェーデンを紹介するビデオ「スウェーデン百科事典」を制作しましたが、これらの情報がまとめられたのが当書。
つまり、関心を持った分野はビデオで更に詳しい情報を得ることができます。
それぞれの目次に該当するビデオがどれなのかが当書に記載されているので、照らし合わせがら本文を読むと並行してビデオを見るという方法も。
逆の場合も同じで、ビデオを見てから要点がまとめられた書籍が欲しいということであれば、当書を手に取るのも良いのかなと思います。

書籍とビデオで、スウェーデン社会入門学習の相乗効果が得られるでしょう。
まとめ
以上、『「憲法改正」に最低8年かける国:スウェーデン社会入門』をご紹介しました。
学術書は基本的に難しいなと思うことが多いのですが、当書は簡潔にまとめられているためサクサク読み進めることができました。
もしスウェーデン社会に興味があるけど、まだ他の書籍を試せていないという方は、当書でスウェーデン社会の全体像を捉えることをオススメします。
皆さんも、ぜひご一読ください。
では、本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!
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