[本の紹介]『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』

関連書籍の紹介

こんにちは、suzukaです。

今回ご紹介するのはこちら。

『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』

スウェーデンをはじめとして北欧の魅力を伝える“dekor”というプロジェクトを立ち上げた、スウェーデン在住の日本人ご夫婦によって執筆されたのが当書。

多くのスウェーデン関連書籍の表紙を飾る、幸せを運ぶと言われる赤い馬「ダーラナホース」がスウェーデンの民芸品の一つとして有名ですが、この他にもスウェーデン各地で発展を遂げた魅力的な民芸品が見られます。

多くの日本人の心をグッと掴むような、素敵な北欧スウェーデンの民芸の世界に引き込まれてみませんか?

本記事では、そんな『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』の概要とポイントをご紹介します。

ぜひご覧ください。

こんな方にオススメ

  • スウェーデンが好きな方。
  • 北欧デザインが好き/興味がある方。
  • 他国の民芸品に興味がある方。

\読書が好きな方・電子書籍を読みたい方へ/

Kindle Unlimitedなら和書12万冊以上、洋書120万冊以上から選ぶことができます。

Kindle Unlimited「30日間無料体験」はこちら。


 

またAmazonプライムを登録すれば、追加料金なしでPrime Readingを利用できます。Kindle Unlimitedのタイトルの中から数百冊揃えられています。

Amazonプライム「30日間の無料体験」はこちら。


 

活字が苦手な方は、Audibleがオススメ。定額で12万以上のタイトルが聴き放題です。

Audible「30日間の無料体験」はこちら。

※本記事で紹介している書籍をご所望される場合は、それぞれの公式ページで書籍があるのかご確認の上ご登録くださるようお願いします。

スポンサーリンク

『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』の概要

書籍情報

題名:『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』
著者:明知直子、明知憲威
出版社:パイ インターナショナル
発行年月日:2014年6月16日
ページ数:176

内容

北欧のぬくもりがつたわる、かわいい手仕事

森に囲まれ冬が長い北欧では、家の中で手仕事をする文化が自然と育まれてきました。
木彫りの馬に絵付けしたダーラへストや木で編んだ白樺のかご、フェルトでつくったスリッパや伝統の柄を織り込んだラグなど、今でも受け継がれる民芸品が多くあります。
本書では、北欧の暮らしに息づくかわいい民芸品を紹介します。

出典:Amazon

目次

  1. ダーラナ地方
  2. 北極圏
  3. 南スウェーデン
  4. 中南部・中北部スウェーデン
  5. ストックホルム近郊
スポンサーリンク

『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』のポイント

スウェーデン全国の民芸

一つ目のポイントは、スウェーデン各地の民芸を目にすることができること。

始めにも挙げたダーラナホースをご存知の方は多いかもしれませんが、民族衣装やテキスタイル文化についての認知度は低いかもしれません。

※ご存知のない方は、記事内の二つ前の写真がダーラナホース(スウェーデン語でDalahäst)です。

当書は、

  • ダーラナホースが生まれたダーラナ地方
  • 少数民族であるサーミ族の住む北極圏
  • ブレーキンゲ地方、スコーネ地方、スモーランド地方を含む南スウェーデン
  • ストックホルムを中心として南北に分けた中南部・中北部スウェーデン
  • 首都ストックホルム近郊

の全5章で構成されており、刺繍、民族衣装、ガラス、カゴ、レース、陶器など幅広く紹介されています。

それぞれのページにかわいいがギュッと詰まっており、見ていてとても楽しいと感じられる一冊。

特に北欧デザインや手工芸品などが好きな方にはたまらないのではないでしょうか。

その中でも私が最も興味を惹かれたのは、民族衣装。

民族衣装のスナップショットが掲載されており、地方や村によって色やデザインが異なる民族衣装には、日本の着物とはまた違った美しさがあります。

身につける民族衣装からどの村出身かなどが分かったというのも興味深い。ポシェットや帽子なども、女性が手作業で作って刺繍を施し、この民芸が現在まで受け継がれているというのは感慨深いです。

手工芸品店や民芸に関わりが深い博物館なども紹介されているので、スウェーデン旅のヒントともなるかもしれません。

民芸品の製作過程

二つ目のポイントは、幾つかの民芸品に関しては製作過程も知ることができること。

紹介されている製作過程の一つは、ダーラナホースです。

私自身はどのようにダーラナホースが作られているのかあまり考えたことがなかったのですが、製作過程を見て思ったよりも手間暇がかかっていると感じました。

ほとんどが手作業で作られていて、絵付けも職人さんが行います。

写真にあったダーラナホースと私の持っているものを比べると色合いやデザインが少し異なっていたので、手作りのダーラナホースは唯一無二のものなのだなあと思いました。

ダーラナホースを購入される際は、一つ一つ吟味して気に入ったダーラナホースを探してみるのが良いかもしれませんね。

ダーラナホース以外に、以下の民芸品の製作過程も紹介されています。

  • ヘギ板のかご作り(ダーラナ地方)
  • 手吹きガラス(スモーランド地方)

特に物作りが好きな方には、インスピレーションの源となるのではないでしょうか。

現在に受け継がれる民芸品に携わる職人さんたちの技をご覧ください。

スポンサーリンク

まとめ

以上、『北欧スウェーデン:暮らしの中のかわいい民芸』をご紹介しました。

手作りの物には温かみを感じるし、多くの優しいデザインを見てすごく癒されました。

スウェーデン好き、北欧デザイン好きの方に、是非オススメしたい一冊です。

皆さんも、ぜひご一読ください。

では、本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!

 

コメント Comment

タイトルとURLをコピーしました