スウェーデンのワーホリを終えての感想[良かった点・大変だった点]

スウェーデン生活

こんにちは、suzukaです。

実は筆者、5月31日に1年間のワーホリを終えておりました・・・!

現在は観光ビザでスウェーデンに留まっているのですが、記憶が薄れないうちにワーホリを終えての感想を、ワーホリの良かった点と大変だった点に分けてお伝えしたいと思います。

「ワーホリを終えての感想」というと、もうワーホリ情報の更新は終わりなのか?と思われる方もいるかもしれませんが、まだまだ皆さんとシェアしたいことが多くあるので更新は継続します。

なので、拙いブログですが、今後ともご覧いただけると幸いです。

まず、ワーホリをして良かったと思う点を4つご紹介します。

遠距離恋愛に終止符

一つ目は、ストックホルムに住むパートナーと再会出来たことです。

コロナ禍によって両国を行き来することができず、約1年半会うことができませんでした。

そこで、

・パートナーが学生であり、まだ数年間大学に在籍する予定だったこと。
・私が大学を卒業する予定だったこと。
・日本は国境を開いていなかったが、スウェーデンにはビザ保持者は入国できたこと。

上記の理由から、私がスウェーデンに来ることが得策だという結論に至り、ワーホリを実行することになりました。

サンボビザ(パートナービザ)は、パートナーが就労していることが前提なので、私がスウェーデンに長期で滞在するのには就労ビザまたはワーホリビザが選択肢として挙げられました。私には就労ビザを取得するのは難しいと思ったので、今回はワーホリビザでの滞在です。

パートナーと同居したことがなかったので、一緒に生活できるのかを見極める、相手のことをもっと知る良いチャンスともなりました。

海外での就労経験

二つ目は、初めて海外で働くという経験を得たことです。

私は、ホテルのハウスキーパーとして約半年就業しましたが、初めての海外就労、初めてのハウスキーピングの仕事で、新しいことをたくさん体験し学ぶことができました。

職場は本当にインターナショナルな環境で、様々なバックグラウンドの同僚がいました。中国、モンゴル、バングラデシュ、ネパール、ポーランド、ウクライナ、ギリシャ、トルコ、セルビア、ヨルダン、スーダンなどなど・・・。

全く異なる環境で育ち、異なる母国語を話す同僚と一緒に働くのはとても刺激的でした。上司と面と向かって職場環境の不満を全く怖じけず言える同僚がいたり、私たちは上司と対等の立場にあるという印象を受けました。

仕事を探すのも一筋縄ではいきませんでしたが、その過程でも学びを得られたかと思います。

語学の上達

三つ目は、スウェーデン語を上達することができたことです。

毎日何かしらでスウェーデン語に触れているので、ワーホリ前後を比較すると語彙力が上がり、聴解力も鍛えられているのではないかと。

大学でスウェーデン語を専攻していたので、ここではSFIなどのスウェーデン語のコースには通わずに、言語カフェに行ったりして自分でスウェーデン語を勉強していました。

行政や仕事探しでのやりとり、職場での上司と同僚とのコミュニケーションなど、パートナーにさほど頼らずに自立してできたことは自信にも繋がったと思います。

(できれば近日中には、スウェーデン語の勉強方法についても投稿できればと思います。)

英語に関しては、職場でスウェーデン語があまりできない同僚やゲストと話したぐらいで、英語の勉強は長らく疎かにしております・・・。反省。

視野が広がった

四つ目は、視野が広がったことです。

私は特に人生における目標であったり、目指したいキャリアなど全く持っていませんでした。

今でも明確な人生プランというのは作れていませんが、この1年のワーホリを通して、興味の分野が広がったり、自分が何をすることが好きなのかなどを改めて知ることができ、もっと自分自身のことを深く見つめ直す機会になったのかと思います。

そして、様々な理由で世界中から移住してきた人々との出会いを通して、自分の無知を自覚し、より世界の情勢に目を向ける必要があると痛感しました。

「自分にとっての当たり前は、他人にとっての当たり前ではない」というのは正に的を得ていて、新しい目で物事を見ることも大切なのだと思いました。

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ワーホリをして大変だった点

次に、ワーホリをして特に大変だった点も4つご紹介します。

無職時の精神状態

一つ目は、無職時の精神状態の保ち方です。

私がワーホリで来た時は、大学卒業から約2か月後のこと。多くの友人が社会人として新しいステップを踏み出しているのに対して、私は異国で無職というのは精神的に辛かったです。

新卒というステータスを蹴ったということもあり、私の決断が正解だったかどうかを悩むことも度々ありました。

このような時は、

私が死ぬ時にキャリアのことは考えんやろ・・。

というポジティブな(?)考えを持ち、自分自身を守るために極度なストレスを感じないようにすることを心がけました。そして、すべて未来の自分に任せる精神です。

結局ワーホリに来ても、ワーホリに来ず社会人として働き始めるのも、それぞれ大変なことがあって、悩むことがあって、そのような壁からは何れにしても逃げられないのでしょうから、不の感情の連鎖に囚われないことが大切なのだと思いました。

スウェーデンの行政運営システム

二つ目は、スウェーデンの行政運営システムです。

「担当者によって対応や結果が変わる&時間がかかる」というのを、スウェーデンのワーホリを始める方は頭の片隅に置いておくのが良いかと思います。

留学時は、あまりスウェーデンの行政にアプローチすることがなかったので(移民庁くらい?)大変だとは感じなかったのですが、ワーホリで再度スウェーデンに来てから行政やその他サービスに対する目が変わってしまいました・・・。

受付で対応してもらう人自体は、親切な人も多いのですが、運営システムがあまり統一されていない印象を受けました。結果がその人の運によって左右されてしまうというのは、とてもフラストレーションが溜まるものであって。

これについては私は特に何も影響を与えることができないので、ただシステムの向上を望むばかりです。

言語の壁

三つ目は、言語の壁です。

やはり母国語ではない言語でコミュニケーションをとることは難しいです。特に、私は英語があまりできないので苦労しました。

多くのスウェーデン人は流暢な英語を話すため、スウェーデン語を話せず、英語を話せる人にはすぐに英語に切り替えることができます。

私がパートナーの友人と会った時、一人スウェーデン語を話せないイギリス人のパートナーを連れてきました。そうすると、皆んな流暢な英語を話し出し、私はアウェイ。私が分かるようにスウェーデン語を話し始めると、そのイギリス人パートナーがアウェイ。

言語の壁は大きく、辛いものです。

日本食が恋しくなった

四つ目は、日本食が恋しくなることです。

留学した時の10か月間が、日本にいなかった最長の期間だったのですが、その時はあまり日本食は恋しいとは思いませんでした。しかし、今回のワーホリは1年。今は観光ビザで滞在しているので1年超。日本食を体が欲するようになりました。

ストックホルムには多くのアジア食材を取り扱っているお店があるので、一般的な調味料などは購入することができます。しかし、全て望むものを購入できるとは限りませんし、値段も日本で売られているものより倍以上することも珍しくはありません。

ちなみに、私が最近食べたいと思っているのは、たこ焼き・・・。帰国してから、真っ先に食べようと思います。

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まとめ

以上、筆者のスウェーデンでのワーホリを終えての感想を、良かった点と大変だった点に分けてお伝えしました。

苦労した点も多くありましたが、スウェーデンのワーホリでの経験を振り返ってみて、私のした選択を後悔していません(今のところ!)。この経験が、将来どこかで生かされたら一番良いかな。

引き続き、皆様に有益となるような備忘録を残していく予定です。

本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!

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