こんにちは、suzukaです。
ワーホリで仕事が見つからない期間、何かしたい。
空いた時間を人のために使いたい。
友達を作りたい。
と考えている方へ。
そのような方に私がオススメするのはボランティアです。
本記事では、私がスウェーデンでどのようにボランティアを探したのか、どのようなボランティアを行ったのかなどをご紹介します。
ボランティアを検討している皆さんの参考になったら幸いです。
この記事で分かること
- スウェーデンでのボランティアの探し方
- 著者が行ったボランティアの内容
- ボランティアをするメリット
ボランティアの探し方
私がボランティアを探す上で主に利用したのは、Volontärbyrånというサイトです。
Volontärbyrånはボランティアの情報プラットフォームであり、全国を対象とした多くの募集情報が掲載されています。
使い方は、まずどの地域で活動したいのかをチェックし、興味のある活動カテゴリー(若者、動物、人権、人種統合など)にチェックを入れます。
すると、自分の希望に合ったボランティアが表示されるので、それぞれの募集情報を確認してみてください。
活動内容の詳細や、求められる活動頻度を見ることができます。
気になったボランティアの応募の際には、わざわざ団体のメールアドレスを探したり直接コンタクトを取る必要がなく、それぞれの募集ページの下部にある申し込み記入欄を埋めるのみです。
そして直接応募した団体から連絡が来ると、面接がある場合は面接日程を取り決めます。
他のものと比較しながら最も自分に合うボランティアを見つけ出し、応募するところまで、同じプラットフォームで完結できるのがVolontärbyrånの良いところです。
特に人が足りていないところは、職務経験や言語のレベルに関わらず採用確率は高いと感じました。なので、経験がない分野でも興味があれば一度コンタクトを取ってみましょう。
以下で、私が行ったボランティアについて詳しく説明します。
著者が行ったボランティア
私はスウェーデンでワーホリを始めてから現在まで、ボランティアを2つ行いました。
2つともカフェでの仕事ですが、コンセプトや仕事内容はかなり異なるので、それぞれ応募からどのように働いたのかをご紹介したいと思います。
教会が運営するカフェの店員
私が初めて行ったスウェーデンでのボランティアは、教会が運営する夏限定でオープンするカフェの店員です。
私がこのボランティアに興味を持ち応募した理由は、「カフェで働いたことがなかったので体験してみたかった」や「夏限定なので仕事を始める前に切りよく終われるのではないか」ということです。
応募から約2週間後に返事が来て、面接を受けました。面接はどの言語を話せるのか、どれくらいの頻度働けるかなど至ってシンプルな質問のみで気を負わず楽しく話すことができました。
「教会が運営するカフェ」ということで、教会横にカフェがあり、ゲストはそこで商品を購入した後、教会前の中庭にあるテーブル席に着くという流れになっています。
私のシフト頻度は週3日で、10:00〜15:00頃まで約4〜5時間働くことが多かったです。
仕事の内容は主に、
- テーブルとイスの設置
- コーヒー作り
- アイスクリームの販売
- 食器洗いと食器拭き
状況に応じては、配膳やレジを担当、エスプレッソマシンを使用することもありました。
このボランティアの特に良かったことは、スウェーデンで仕事を得る前の良い社会経験になったことです。ゲストと同僚との関わりを通して、言語力、接客力、コミュニケーション力の向上にもつながりました。
朝から働いて午後早くに上がることができたので、自分の時間も確保できたのは良かったです。
慈善団体が運営するカフェの店員
夏のボランティアが終わった一ヶ月後くらいに始めたのが、慈善団体運営の無料で食べ物や飲み物を提供するカフェでの店員でした。
「夏のボランティアが楽しかったので、仕事をしながら長期的なボランティア活動もしたい」という思いから応募することにしました。
応募後に面接を受け、本当にその場所で働いてみたいのかどうかを確認するために、面接後その日のうちに体験として働いてみる機会を得て、結果的に継続して活動することになりました。
シフト頻度は週2日で仕事を得た後は頻度を減らしてもらい週1で働いていました。開店前の準備で12時から閉店後の片付けまでの17時30分まで、他の従業員またはボランティア3〜4人で仕事をまわしていました。
仕事の内容は主に、
- オープンサンドイッチ作り
- コーヒーや紅茶の準備
- ゲストと共に話すこと(最重要)
高齢者やホームレスなど様々なバックグランドを持った人々が訪れ、ゲストと一緒に席に着きおしゃべりをするということを第一とした仕事です。
ゲストとの話を通してどのような社会問題があるのかを知り、それぞれゲストがどのような悩みや不安を抱えているのかなどを聞くことも目的としており、人々の孤独をなくす取り組みもカフェでは行われています。
そういった点で、一般的なカフェとは異なって、ゲスト一人一人と深く話し合えるのは良かった点です。
ボランティアをするメリット3つ
ボランティア活動は金銭的な報酬はありませんが、自分が成長できる機会でもあります。
以上のボランティア経験を踏まえて、私はボランティアをすることに3つのメリットがあると考えます。
- 人間関係が広がる
- 言語能力の向上につながる
- 経験を得ることができる
まず最も大きなメリットは「人間関係が広がる」ことです。
知り合いや友人ができることもそうですし、共通の関心ある社会問題や興味を持つ人々との交流は楽しく有意義なものです。
特にボランティア活動は無償で行われているものなので、優しく思いやりのある人が多いように感じています。
2つ目は、「言語能力の向上につながる」ことです。
これは海外でのボランティアと特権と言えるでしょうか。人々と出会うことにはコミュニケーションが必須なわけで、定期的に開催されるボランティア活動に参加することによって、言語能力の向上が望まれます。
3つ目は、「経験を得ることができる」ことです。
例えば、給料の出る仕事は職歴が重視されることが多いですが、ボランティアの場合は職歴に関わらず採用される可能性が高いので、新たな分野をチャレンジすることもできます。
私が行ったボランティアはカフェでの活動のみですが、他にも様々なボランティアがあるので興味のある分野のボランティアを行って、その経験をCV(職務履歴書)でアピールし就職活動につなげることもできるかもしれません。
まとめ
以上、私がスウェーデンでどのようにボランティアを探したのか、どのようなボランティアを行ったのかなどをご紹介しました。
私はボランティアを通して、大切な人々と出会い、良い経験を積めたと感じています。皆さんも一度試してみてはどうでしょうか。
引き続き、皆様に有益となるような備忘録を残していく予定です。
本記事をお読みになっていただきありがとうございました。Tack och vi ses!
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